1話
ラノベで読んだ内容を″真相″と思い込んでしまった主人公、綾ノ咲メル。付き合いきれなくなった使用人は出て行ってしまい、1人広い屋敷の掃除をしていたが…突然目の前にキラキラの執事が現れ──!?
2話
「魔法を使って!」 『設定』を凝りすぎてどう使うかまでは考えていなかった裕陽。考えろ、篠束裕陽…光魔法っぽいことを…!裕陽はメルへ手を翳し、そして──
3話
今日は休日。今までにしてきた事と言えば魔王討伐のための鍛錬…裕陽がいてくれるから、わたくし─メルは魔王と戦える。それと同時に迷いも生まれていて…
4話
「このままでは君は倒れる」使用人を増やすようメルの父から言い渡される裕陽。いけないと分かりつつ思ってしまう。二人きりの時間を誰にも邪魔されたくない、と。ぐらりと揺れる視界──
5話
人手が増えるまでの間、メルと裕陽は家事を分担することになった。「まるで夫婦のようね」メルの一言に意識してしまう二人。
6話
「今夜は一緒に眠りましょう?」勘違いしてしまいそうだと慌てふためく裕陽の出した答えは──!
7話
同じベッドで二人。裕陽はぽつりぽつりと、子守歌がてら長話を始める──
8話
夢にうなされるメル。よく知った声が聞こえる…目覚めれば魔法を唱える夢の中の裕陽がいた。メルは気づいてしまう、彼への恋心に──
9話
メルをよく知っているというJKメイドが面接に現れた。"魔王が直々に送り込んだ刺客"ではないかと怪しむメルと裕陽だったが…
10話
面接内容に疑問符の浮かぶJKメイド、宇佐美聖璃。『設定』をみっちりと仕込まれ、メルの前で披露することになり──
11話 NEW
自分の気持ちを打ち明けるメル。「この恋を諦めないと…」と落ち込む姿を見て、聖璃は全力で励ます。
12話 NEW
宇佐美聖璃は僕とメル様を疑う旦那様からのスパイでは…!?裕陽が扉を開けるとそこには──