日本アルゼンチン外交樹立120周年記念作品
四姉妹が奏でる家族愛のプレリュード
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのボカ地区で育ったマルタ(長女)、アナ(次女)、エバ(三女)、マリア(四女)のロペス家の四姉妹。エバは父レオポルドと共に暮らしていたが、他の姉妹たちはそれぞれの道を歩み、長年バラバラな人生を送っていた。そんな時、男手ひとつで四姉妹を育てて来たレオポルドが余命宣告を受け、四姉妹がロペス家に集まってくることになる。
父と大喧嘩をして家を飛び出し、その後、国民的歌姫となったアナは、18年振りの帰郷。しかし、ある想いからなかなか父に会う事が出来ない。そして、他の姉妹たちもまた、それぞれの問題を抱えていた。
―かつて、南十字星は航海士たちの道標だった。
アナの歌声で、あの星のように皆を明るく照らしておくれ…